国際婚活

アプリで婚活中を友人に言う? 〜オンライン婚活は本当に少数派なのか

婚活中の人たちにとっては、
マッチングアプリは必須アイテムの
ひとつではないでしょうか。
また、他にも、恋人や結婚相手を探すため
ネット上での婚活サービスを利用している人は多いでしょう。

知り合った女性たちの中にも、
アプリ経由で恋人になって数年経つ人たちや
結婚に至ったという人たちもいました。
わたしにとっても、婚活のツールとして
出会いの機会を増やすものとなっていますし、
現実的な手段になってもいます。

でも、婚活にアプリを使っていることは
友人たちに言うのはどうなのでしょうか。

 

先に結論:人を選んで伝えるべき

わたしの結論は、
「理解を示してくれそうな人を選んで伝えるべき」です。

いくら仲間内だったとしても、
どれだけ長い友人だったとしても、
理解してもらえないことは当然起こり得ます。
逆を考えてもそうですよね。
自分が理解できないことを友人がやっていたら、
やめたほうがいいんじゃない?
って思うこともありそうです。

反感持たれそう…と感じる相手には、
わざわざ分かってもらおうとする努力は
必要ないのではないでしょうか。
それに、「理解してもらいたい」
っていうのはこちらの都合です。
相手にわかってもらうことも強要できませんしね。

でも、アプリで婚活するということは、
現実的ではないのでしょうか?
結婚と婚活、アプリの関係性は
そんなにかけ離れているのでしょうか?

健全な婚活=リアルな出会いオンリー?

「婚活」という言葉自体は、今や一般的になって
日常に浸透している印象があります。

山登りコンや料理教室コンなど、
自治体も積極的に開催するので
どこか牧歌的なイメージもあります…。
中身は公的な機関が開催する”合コン”ですが、
なんとなく健全な印象を受けます。

でも、わたしの体感としてですが、
「ネットで知り合った」「アプリで知り合った」
と発言した時に、凍った空気感に
出会う確率がギュンっと上がります。

以前、高校の同級生たち10人ほどが
集まった時、唯一シングルであるわたしに
「いい人はいないの?」(親戚の集まりみたいだな)
と一瞬注目が集まりました。
2ヶ月後に語学交換サイトで知り合った男性と
会う予定だと答えると、一瞬、場が静まりました。
(語学交換というジャンルだったけど、
プロフィールには恋人募集中や
好むデートなどの項目もあり、
恋人探しにも使われているサイトではあった)

周りの答えに困ってる空気と、
引き気味の空気が混じった味わいを
ご存知の方は、それを思い描いてください…つらい!!

直後、自称「当たって砕けろ」で
旦那様をゲットした同級生に、
食事への誘い方をコーチングされました。
そして謎に励ましの言葉をかけられ、
逆に落ち込みました。(マジ苦痛)

その会話が繰り広げられたのはどんな場面だったかというと、、、
・わたしと同世代のアラフォー女性
・既婚者もしくは離婚後恋人ありの人ばかり
・私の知る限りその場にいた全員がリアルの出会いだった
というところでした。

彼女たちは、アプリも婚活サービスも使わずに
出会いを果たした訳です。
職場が一緒だったり、友人の紹介だったり、
友人の開いた合コンだったり、
初めて知り合ったのが直接の対面だったと聞いています。
きっと、アプリで知り合って付き合っている人たちや、
結婚に至った人たちが身近にいたことがないのではと推測しました。

それに加えて、ネットの婚活サービス全般に対して、
悪いイメージがあるんだろうなあという印象も受けました。
でも、悪いイメージって?

 

この悪いイメージの原因はなんだ


今アラフォーくらいのわたしたち世代には、
”インターネットで男女が知り合う”というと、
いわゆる「出会い系サイト」と呼ばれたものを
連想する人が多いかもしれません。
それが出始めたのはわたしたちが高校生の頃、
1990年代も後半です。
その頃は、出会い系サイトから
援助交際などにつながり、果ては
事件になったニュースなどもありました。
この印象が強いのではと推測しています。

なんて、わたし自身も使い始めるまでにかなり身構えてはいましたが。

・不純な動機で登録している人も多いのでは?
・危険な目に遭うことがあるのでは?
・変な人が多いのでは?
・オンラインに自分の写真をアップするのなんて危ないのでは?

というわたしが当初持っていた不安や疑問は、
きっと使ったことのない人なら抱いてるはずでしょう。
実情を知らない分だけ、イメージが先行しているかも。
それなら、なんとなくわたしが受けた冷ややかな反応も納得できます。(嫌だけど)
でも、オンラインの婚活サービスを利用する人って本当に少ないの?

現状を数字で見てみる

現状はというと…
その頃から現在に至るまで、さらに国内外で
多種多様なマッチングサイトやアプリが登場しました。
そして、それを利用する人たちも年々増えている傾向にあるようです。

リクルートが運営するリクルートブライダル総研が行った
婚活実態調査(2019年)によると、以下のような結果が出ています。

婚活実態調査2019 

・ 婚活サービスを通じて結婚した人の割合は12.7%で過去最高に。 ネット系婚活サービスがさらに浸透している

・ 恋愛・結婚意向のある独身者の約4人に1人が婚活サービスの利用経験があり、婚活サービスが一般化しつつある

*婚活サービス:結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービス
(上記リンク先より抜粋)

12.7%の内訳をもう少し詳しく見てみましょう。
その中で、アプリなどのネット系婚活サービスを
使って結婚した人たちの割合はどれくらいでしょうか。

 

既婚の回答者を見ると、ネット婚活サービスで知り合い
結婚に至った割合が7%以上となっています(グラフ上、赤の折れ線)。
結婚相談所、婚活パーティ・イベントそれぞれよりも
2倍以上の高い割合になっています。

意外と多いよ??
100人既婚者がいたら、そのうち7人は
ネット経由で知り合ったことになります。
わたしの予想では1000人に数人くらいでした。
でも、実際は周りに言わない人たちもいるでしょうから、
実際の数より極端に少なく見えているだけではとも推測できます。

これって、少なくともアプリを使ってることに
引目を感じる必要なんてないのでは??
それに、出会いの数を増やすという意味では、
アプリを使うのはかなり効果的です。

アラフォー国際婚活には、アプリは効率がいい

効率がいい…
って言っちゃうとなんだかしたたかな響きですが、
実際にアラフォー世代にとっては効率は重要です。
リアルの場にこだわってばかり探していたら
あっという間に時間が経ちます。
このあたりは、すでに利用している方は
同じように感じているのではないでしょうか。

特に、
・同年代
・独身男性
・欧米出身
という条件の相手を生活圏内だけで探そうとすると、
地方在住のわたしにとってはかなりハードルが上がります。
地方在住でアラフォーというと、既婚者が多いし、
そもそもアラフォーで独身の欧米人男性は
知人一人のみ。とにかく母数が少ないです。
都市部へ出かけるのもいいけど、
時間だってお金だってかかるし、
今はまだ感染も不安だから移動自体が難しい。

でも逆にこのような状況下だからこそ、
多くの人にとって、オンラインで知り合って
画面上で初の対面を経験することにも
かなり抵抗がなくなってきました。
かなりのチャンスですよね。

だって、読みたい洋書を手に入れたいけど、
近くにあるのは日本の書籍のみ扱う本屋さんだけ…
となったら、ネットを駆使して注文したりしませんか?
それと似ていると思います!

単純に、知り合う相手を増やす手段として
アプリ含めオンラインの婚活サービスは有効なのです。

まとめ

無理に、周りにわかってもらう必要は全くないですし、
アプリを使っての婚活に引目を感じる必要もありません。

オンラインでの婚活をわかってくれない人なら、
あなたの状況も理解できていない、もしくは
理解しようとしていない人かもしれません。
そういう人と一緒に時間を過ごすこと自体を
少し考え直した方がいいかもしれません。
それに、言いたくない場合は言わなくてもいいですしね。

でも、あなたの婚活を応援してくれる人なら
わかってくれるとも思います。
それまで自分が知らなかったことも
オープンに聞いてくれる友人がいて
自分の状況を知っていてもらうと心強い、というのも、
婚活でメンタルを保てることにも繋がると思っています。

わたし自身、データを見てちょっと安心しています。
そして、自分がどうしてアプリを使い出した当初の
目的もきっちり思い出しましたよ!
自分のターゲット層との出会いの数を増やすためです!
なので、分かってくれない人のことは、もう考えません(笑)