婚活していると不安ってつきものです。
手探りで暗闇の中を歩いている気持ちになることもあるし、
足がすくんで立ち止まることだってあります。
不安の一つ一つに対処しようと躍起になったり、
その都度 解決策を見つけようとしても、
なかなかうまくいきませんでした。
そのさまざまな事が、それぞれ全て別々の原因なのでしょうか。
どうやら、そうではないようです。
もくじ
全ての不安が同じ原因だった

「独りになりたくない」
という恐怖にも似た強い感情が、わたしにとっての根っこの原因でした。
このことに気づくまで、小出しでやってくる不安を生み出す出来事に、それぞれ対処しようとしてうまくいきませんでした。
例えば、こんな時に不安を感じていました。
- 思うような男性とマッチングしない
- メッセージが続かない
- お気に入りの男性からなかなか返信がこない
- 婚活、いつまで続ければいいの?
- このまま結婚できなかったらどうしよう
上の3つは、やりとりが思うようにいかないことへの不安、下の2つは漠然とした未来への不安でした。
でも、これは全て繋がっていることに気づいたのです。
根っこにあったのは、先に書いた通り、独りへの強い恐怖感でした。
独りになりたくないから嫌われたくない
わたしがこの根っこの理由に気づいたのは、
自分の本音を伝えることにかなり抵抗を感じて苦しくなっていたからです。それって、どうやら「嫌われたくない」からだったようです。
好き嫌いはハッキリしているし、自分の快不快に対してもかなり敏感だという自覚はありました。それでも、伝えるべき場面でも抵抗を感じたり、不愉快な人に対しても変に気を遣ったりして、後になって余計に苦しくなることが何度か続きました。
もちろん、どんな場面でどんな相手にどう伝えるかということも重要ですが、ここでは「自分の気持ちを正直に言葉にすることに抵抗がある」という気持ちの面にフォーカスしています。
かつては職場で意見を言い続け「言えないことってないのか」と呆れられたこともあるのに、です。(立場のある人ほど、下の立場の人間の意見を聞いてくれましたけどね)個人的なことになると、自分の気持ちを伝えることに大きな抵抗がありました。
それに、まさか自分が「嫌われたくない」なんてこんなに強く思ってるとは全く自覚がありませんでした。わたし自身が好き嫌いが激しいぶん、他人にだって好き嫌いはあるだろうとわかっていましたし、「この人はわたしのこと苦手なんだろうなあ」という場面にも出くわしたこともあります。
でも、やっぱり怖かったんですね。
自分が嫌われてから起きたと思い込んでいた出来事も幼い頃にありましたし、それが収まるまで居場所のなさを感じていました。孤独感も強かったです。
それが、「嫌われる=居場所がなくなる」という恐怖に繋がっているのだと思います。
気にしているから気になる

不安なことを隠したいのに、心の底ではずっと気にしているから気になってしまっていました。
それって、車を買い替えるときと同じ心理状態かも、と思いました。
わたしの地元は、車がないと生活できないような場所です。
毎日のように使うので、古くなれば買い替えの時期も当然やってきます。
次は赤い車にしようかなと考えていると、赤い車がやたらと目につくようになってきます。
孤独への不安にフォーカスした状態もこれと同じことでしょう。
独りになりたくないと(無意識でも)あまりにも強く思うため、それを連想させる出来事に大きく反応してしまいます。
不安と事実を因数分解する
先述したこちらも、
- 思うような男性とマッチングしない
- メッセージが続かない
- お気に入りの男性からなかなか返信がこない
「思い通りにならないやりとり」→「わたしは嫌われているのかも」
という図式が勝手に頭の中で成り立っていました。
でも、これはさまざまな理由から起きているはずです。
だから、次のようにも考えられます。
- 思うような男性とマッチングしない→そもそも自分に合っているアプリか?写真やプロフィールは適切か?
- メッセージが続かない→相手が原因ということもある
- お気に入りの男性からなかなか返信がこない→お互いの心地いい連絡の頻度が異なる
相手がいることこそ、なんでも自分の思い通りになるという可能性は低くなります。自分の希望を伝えていない場合は尚更です。
冷静に考えればわかるのに、
不安スイッチを押された途端(自分で押してるんですが…)、
「嫌われてる!」「独りぼっちだ!」
という思考に直結しちゃってたんですね。。。
- 婚活、いつまで続ければいいの?
- このまま結婚できなかったらどうしよう
これも今ならなぜこんなふうに不安になったかわかります。「結婚したい」「大事な人に大事にされたい」という思いが現状と異なるので、より今の「独り身」ということが強調されていたのでしょう。
資格試験みたいに、X月Z日の試験日に合わせて合格目指して…というようにいかないのが婚活です。手応えのないこともありますし、正解がないからこそ迷ったり悩んだりもしてしまいます。
でも、こう考えるのもアリかもしれません。
- 婚活、いつまで続ければいいの?→とりあえず1年はとことん頑張ろう。その間、できることは全てやる。
- このまま結婚できなかったらどうしよう→なんて考えながら婚活を進めるのは健全かしら?不安があるなら適切なところに相談してみるのも一つの手。
これから先ずっと一緒に過ごす相手を見つけようとしてるんですもの、不安は出てきてもおかしくないのではないでしょうか。
まとめ
不安を完全になくそうと必死になる必要はないはずです。まずは気持ちを妙に揺さぶってくるその根っこを探ることが大事。
正体がわからないうちは怖くなっちゃいますが、その姿かたちが見えてきたら、「あー、いつものあれかー」みたいな感じで受け流すことも自分で選択できます。もちろん、カウンセラーなど専門家に相談するのも一つの方法です。
Happyになりたくて婚活してるんだから、できるだけ自分に優しくしてあげることも大切です。誰と一緒にいても、自分とも必ず一緒にいるのだから。
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