Twitterで恋愛相談が大人気のハニバニさんに、デーティング中の悩みを相談しました!
#実録国際婚活企画 、今回は第7回です。
第1回「口説きモードで距離を詰めてくる男性」
第2回「アプリで知り合って長い彼に、気持ちを伝えるべき?それともこのまま?」
第3回「気持ちを伝えた後の彼からの反応に不安」
第4回「遠距離で直接会ってもいないのに、特別な存在になれる?」
第5回「デート相手に他の女性の気配。触れる?触れない?その嫉妬はどうしたら?」
第6回「デート相手の結婚願望を探るには?」

国際恋愛・婚活に悩む女性にとって、
的確なアドバイスで救いの手を差し伸べてくれる女神様!
もくじ
今回の悩み
○詳細についてはこちら:「価値観のすり合わせをするべきか、手を離すべきか」の見極め方
- デート相手が急に予定変更しようとしてきた。
↓ - 会えないからこそ週一の共通の時間を大切にしたいのに!
↓ - 前にも似たようなことが。彼の真剣度は低い?
このまま、やりとりを続けていくかストップするか究極の二択!?
ハニバニさんの回答
「定期的に会えてさえいたら大丈夫かも」と思うなら、ここで切ってしまうのはもったいないかな、と個人的には思います。
切るか続けるか、かなり極端な選択肢だけ用意してしまっていたかも…
しょっぱなからmomoさんにひとつ質問ですが、今回の件に関して、もしmomoさんと彼が定期的に会える状況、距離にいたとして、2人きりのデートの予定(記念日とかではなく)を変更して代わりに一緒にその友達と3人で会おう、という提案だったとしたら、どう思いますか?
やっぱり変更されること自体に良い気はしなかったでしょうか?
それとも直接会えている分、また自分も予定に加わっている分、いまほど問題にはならなかったでしょうか?
うーん、もしすぐ会える距離にいるなら、今ほど問題に感じなかったと思いますね…。
3人で会うのでもいいし、例えば彼がその友人と久々に会うことになったなど特別な理由だったら、「2人で出かけてきなよ」とこちらから提案するかもしれません。(そしてわたしは自分の友人と出かけるかも)
すれ違いの原因はいくつか見て取れて、
・「予定」に対する価値観の違い
・関係性そのものに対する優先度の違い
・会えない状態であるために融通がきかなくなっていること
大きくこの3つが複合的に絡まっていると思います。
「やりとりを続けるか否か」というのは、あくまで表面的な問いだった!と痛感しました。
彼の考えとわたしの考えの間にあること、そしてわたし自身の状況が今回の出来事に繋がっていたようです。
1.「予定」に対する価値観の違い
まず一つ目の「予定」に対する価値観の違い。これは正直、日本人ほど厳格に守る国民はいないと思います。
もちろん人によるので、感覚が近い人もたくさんいます。
が、たとえば思い立って飲みに行く、外に出てから「あの人呼ぼうか?」と急に連絡、来られるなら嬉しいし、ダメでも全然OK。
急に行き先を変えたり、デートの途中で友達と合流とかもよくある話だったりします。
I氏の場合も、まだまだこの感覚なのではないでしょうか。本人は本当に、大したこととは思っていない。
そしてこれはおそらくもう彼に染み付いていて、まだmomoさんに何度か指摘された程度では変わらない可能性が高いです。
ですが彼が譲歩していないかと言うと全くそうではなくて、momoさん次第ではその友人との予定を変えるとも言ってくれてるわけです。
彼は自分の希望を伝えた上で、momoさんと交渉しようとしました。
会えないからこそ数少ないビデオコールの予定を絶対なものにして欲しかった気持ちはよーーくわかります。が、そこを無視してシャットアウトしてしまうと、今後I氏が萎縮してのびのび未来の話などできなくなる可能性も、あるかもしれません。
予定に対して、準備や用意をかなりしておきたいタイプなのは自覚がありますね…。
でも、豪雪地帯と呼べるような場所に育ったわたしは、天候で予定変更をせざるを得なかったこともこれまでたくさん。そういうことには、「あー、どうしようもないね!」と諦めもつくし、予定を変えることに慣れてはいたはず。
たぶん、約束した相手が予定を変えるのが嫌なのは、「相手は、わたしと同じように楽しみにしてた訳ではなかった?」と感じたり不安になったりするのが嫌なのだと思います。
そして、今回は予定が週に一度立てられればよいくらいのものだったので、特にそう感じてしまったのかも。
そういえば…!過去にお付き合いしていたオーベー人男性たち(といっても2人)、デートに友人が相席してたことありました!
友人なんだから当然、と言っていた記憶も。
日本人同士のデートだったら、付き合いの長い共通の友人がいるとかではない限り、ほとんどないような気がします。
2.関係性そのものに対する優先度の違い
そしてここでさらにこの件を複雑にしているのが、2つ目の「関係性に対する優先度の違い」でしょう。
お二人はここまで関係を育んできたわけで、彼に
>俺たち、アップダウンがあっても乗り越えてるよね。ほんとのrelationshipみたい
と言わせるほどには親しくなっていますね。
それでもまだ会えてないため正式に「付き合っている」わけではなく、その点彼にしても、明確なプライオリティを設定するまでの心情にはなれていないかもしれません。
そこを加味すると、彼にとっては近距離での人間関係のサークルを優先するのは、ある意味当然とも考えられます。
彼が
>言い訳を続けている姿
がどんなものだったのか全体像がわからないので、ここは私もなんとも言えないのですが、基本的にこの関係やmomoさんに対する真剣度とは関係なく、コミットメントがまだない状態での「間合いの取り方」が異なっているだけではないかと思います。
>近距離での人間関係のサークルを優先する
あれ…?この部分は、昔は納得できていたはず。
自分だって直接会える友人と約束ができたら優先する…かも…とわかるのに…んんん??
次の3.で出てくる、わたし自身の状況の変化も、かなり気持ちの余裕を削っているようです(汗)
そして、気まずい時間になりそうな次のビデオコールに、誘ってくれたのは彼の方からでした。
そうやって切り出してくれたことに、わたし、お礼を言えてたかな。
うーん、今思えば「言い訳」に聞こえた彼の言い分も、わたしの方こそ聞く余裕がなかったからかも。
3.会えない状態であるために融通がきかなくなっていること
そして3つめ、「会えない状態であるために融通がきかなくなっていること」。
これも言うまでもなくかなり大きいですね。
>埋め合わせしたいけど、君はここ(彼のいるドイツ)にいないからできない
という発言に集約されていますが、彼自身ジレンマを抱えていますね。
遠距離というだけで、こじれそうになったときにそれを挽回する術が限られてくる。
またmomoさんにとっても、毎週のビデオコールがほぼI氏との間をつなぐすべてですから、そこがスムーズに行かないだけですべてが無理な気がしてしまう…
ここで冒頭の質問に戻りますが、もし会えてる会えてないに関わらず「変更そのものが許せない」場合、お付き合いに発展してからも、I氏に見え隠れする根本的なユルさにmomoさんがイライラし続ける状況は発生すると思います。
お互いに落とし所を見つけられる可能性もありますし、そもそも相容れない性質の2人なのかもしれない…それは本格的なお付き合いが始まってみないと誰にもわかりません。
ですが「定期的に会えてさえいたら大丈夫かも」と思うなら、ここで切ってしまうのはもったいないかな、と個人的には思います。
価値観はそれぞれですからイヤなことはイヤと言葉にして伝えるのがまずは大事で、momoさんはそれができているいま、あとは分析してシミュレーションして、ついたり離れたり矯めつ眇めつしつつ、何より心の余裕を持てる距離感で接するのがベストだと思います。
いまは、ご自身もおっしゃる通り公私ともに様々な変化がおありですよね。
そんな中で、時間を無駄にしたくない、結果を出したいと思うあまり少々近視眼的になってしまっているのかもしれません。
お互い薄氷の上を歩くような感覚になると良くありませんから、そんな時は試験的に一旦離れて、いっそのこと毎週のビデオコールのスケジュールも白紙にしてしまい、「話したい時に私から事前にテキストするから、そのとき都合がよければビデオコールしよう。あなたもそうして」くらいユルく行ってみるのもひとつのテです。
ルーティンに組み込まれていないからこその不安定さのなかで自分が彼についてどう感じるか?
やはり寂しく思うのかそうでもないのか?
彼はどう思うのか(この距離感どう?寂しい?と聞いてみても)?
新しく見えてくることがあるでしょう。
ちなみに私たち夫婦も結婚前似たような問題があってケンカもしましたが、一緒に暮らし始めたらほんの数ヶ月で解決しましたよ笑
そう、お付き合いをしてみなければわからないことの方が多いはず。
これは、わたし自身にも言えることです。
「彼と実際に一緒に時間を過ごして心地いいか」
というのは、直接会える距離にいられるようになって、そして2人の関係が進んでいってからわかることでしょう。
今のこの状況で、きっぱりと判断できないのはわたしも同じはず。
どこかに、相手にだけ確実なことを求めていたかもしれません。
そして、今わたし自身の状況が、かなり流動的なものになっています。
その変化だけでかなりパワーを使って、余裕がなくなっていました。
この状況がもう少し落ち着くまで、ビデオコールのことももっとユルくやるのが今はよい気がします。
まとめ:余裕だいじ
今回のこと、1人で悩んでいたらきっと「あーーー!!もうダメ!」とグルグルしていただけだったでしょう。
極端な二者択一になっていましたから。
出来事や感じたことに絡む原因を、ハニバニさんに分解してもらって、何をどうしたらいいか具体的に見えました!
大事なことメモ:
- お互いが余裕を持てる距離感を
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ハニバニさんに相談④「遠距離で直接会ってもいないのに、特別な存在になれる?」