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【デート実録】嘆きのS氏 〜悲劇には中毒性がある

オンラインデート中のmomoです。
今日は「人のふり見て我がふり直せ」コーナーになりそうですよ…

現在やりとり中の相手

名前(出身国)/知り合ったアプリ

  • B氏(ドイツ)/Oxxxxx
  • I氏(アイルランド)/Txxxxx
  • S氏(イギリス)/Txxxxx

って書いたんですが!
S氏を撤回します。
会えないのを嘆いてばかりじゃー、
わたしもどうしようもないよ、っていう話です。

昔の趣味がS氏の興味を引いた

彼との出会いは、イギリスに滞在していた時、
アプリのTxxxxxでした。
どちらが先にメッセージ送ったか思い出せないのですが、
やりとりのはじめの方で、彼が仕事について書いてきました。
レーシングカーのエンジニア(詳しくは忘れましたが)
と言っていたので興味が湧きました。
何年か前にアイルトン・セナのドキュメンタリーを
観てから、F1にハマっていた時期があったのです。
それを書くと、S氏は
「今まで女性でそんなことを話せる相手に
会ったことがない!!」と盛り上がり、
「ぜひ会おう!」と誘ってきてくれました。

タイミングが合わない

レースに合わせて出張が多く、
頑張って時間を作ってくれたみたいでしたが、
デート前日に「咳が出て熱っぽいんだ」と連絡がきました。
出張帰りで、しかも世の中が例の感染病で
ニュースが騒がしくなっていた頃です。
「会うのやめておいた方がいいかも」という彼に
「そうだね、まずはゆっくり休んで」と返しました。
「会えなくて残念」と数日後テキストが来たのを覚えています。

それからまたお誘いも受けたのですが、
なかなかこちらも都合がつかない。
そして、結局わたしは事情と状況が重なり
帰国を決めました。
それを告げると、彼はまた
「すごく残念だ…。会いたかったのに…」
というようなテキストをくれました。

ふむ。
テキストだけのやりとりだったから
正直にいうと、わたしはあまり
感情移入もしていませんでした。

後悔のテキストが続けて送られてくる

帰国から数ヶ月後、
S氏から再びテキストを受け取りました。
「君がイギリスを去って、本当に残念だったよ。」
「いつ戻ってくるの?」

また残念がってる…。
他の女の人たちとマッチングしなかったのか
うまくいかなかったのかね、なんて思いました。

そしてイギリスの美しい風景の写真が送られてきて、
「君もここにいるべきだよ」
会いたいなんてことも書いてたので、
じゃあ、ビデオコールする?って聞いてみました。
そうしたら、

「ビデオコールは自信がないんだ…。」
(うおお。どうしよう、使い方から教えるパターン?)
めんどくさいなんて思いつつも、

「わたしは、離れていてもコミュニケーション取れる人がいいです。例えばビデオコールでもね」って返しました。

そうしたら、

「じゃあ、やってみようかな。いつがいいかな?」
とやる気になって来た模様。

「次の土曜日はどう?」
って聞いたら、それっきり返事がない!

一番盛り上がっていたところをリピート再生

そっか、彼の中では、「会えなかった」で止まっていたんだろうなあ。
そこがやりとりの一番のピークだったのかも。
そのシーンを何度も反芻して、そこの住人になっちゃった。
慣れたところから出るのは不安、でもそこにずっといて嘆いてたら何も始まらないのに。

なーんて、他人のことは言えるのに、わたしにも身に覚えがありますよ…。悲劇のヒロインぶって、一番ドラマティックなシーンを脳内リピート。いつまででも酔えるのは一種の中毒でしょう。(「お粗末様でしたっ」って叫んで舞台の袖に引っ込むべきよ!)

まとめ

  1. 嘆いてばかりじゃ、チャンスにも気づかない。
  2. 脳内リピートするシーンに気をつけろ。(悲劇は中毒性がある)



ということで、S氏さようならー。
次は近場の女性とタイミングが合うといいね。
バイバーイ!

後日談:
彼から10日以上経って連絡が来ました。
「ビデオコールする自信がなくて、なんて返信していいか考えてた」だってさ。
わたしから、「もっと早く言って欲しかった。ごめんなさい、もう連絡を取り合うことに興味がないです。」とお断りしました。
謝ってはくれたものの、文字だけでもコミュニケーションがとれないとどうしようもないのですよ。