【実録】デート

【デート実録】連絡の頻度は、会話と関係性の深度に関係ないと思う

こんにちは、オンライン国際婚活中のmomoです。

恋愛指南本や恋愛テクニック論で
「女性から連絡してはダメ!」
「男性から連絡が来なかったら気がない証拠。」
「連絡があればあるほど、あなたへの愛情が深い証拠」

というのを見かけることが多いです。
以前は、わたしも真に受けていました。
でも、本当にそうなんでしょうか?

現在やりとり中の相手

名前(出身国)/知り合ったアプリ

  • B氏(ドイツ)/Oxxxxx
  • I氏(アイルランド)/Txxxxx
  • S氏(イギリス)/Txxxxx 
  • New! Iv氏(ロシア)/Txxxxx

結論:連絡頻度だけで愛情は測れない

結論から言うと、
「連絡頻度と気持ちの強さはいつも比例する訳ではない」です。
慣れてる愛情表現の方法に、それぞれ大きな差があるだけのように感じます。はっきり気持ちを伝える人もいれば、それを苦手とする人もいますよね。その違いが表れているだけではないでしょうか。

これまでお付き合いやデートしてきた日本人、欧米人(欧米人ってざっくりしすぎですが)の中には、
・連絡が好き/マメな人
・連絡が苦手で極力自分からしたくない人
がいました。

アーティストの彼とインドアの彼

わたしがアメリカに1年留学していた時に、数日おきに日本から手紙(手紙がまだ主流だった時代よ!)をくれる彼氏(日本人)がいたことがいました。
また、結婚の話まで出ていたのに週末に会うための連絡はいつもわたしから…という恋人もいました(この彼は、わたしがオーストラリアに行く前、帰りはいつまでも待つと言っていた)。


果たして、手紙を鬼のように書いてきた彼が愛情深くて、結婚の話を出してきた彼はわたしをそこまで好きではなかったのでしょうか。
お付き合いしてみて、彼らからのわたしへの愛情については大差なかったように感じます。
と、いうのも手紙の彼は音楽を仕事にしていたので、外に表現することが得意でした。対して結婚を希望していた彼は完全なるインドア派。自己主張も控えめなタイプでした。

これって、単純に愛情をどう表現するのに慣れているか、だと思うのです。

毎週ビデオ通話のお誘いをくれるI氏

逆に、どれだけたくさん連絡を取り合っても、愛情表現なのかどうかわからないこともありました。

アプリTで知り合ったアイルランド出身のI氏は、欠かさず連絡をくれます。
はじめの頃から、ほぼ毎週のようにビデオ通話をしています。
見た目がかなり好みだったことや熱烈なアプローチにもドキドキしていました。
ところが今は、「うーーーーーーん????」なのです。
ハッキリ言うと、彼との会話がうまくいっていないからです。

彼のおしゃべりの量と速度

I氏は、かなりのおしゃべり。いい声してるから聞いてるのもいいんだけど、どうしてもずっと聞いてばかりだと、なんだか自分は空気なのかと思えてきてつらい。
早口になる彼を何度か「ちょっと待って」と止めたりもしましたし
「次はあなたがわたしに質問して、わたしにも話す時間をくれる?」
「英語はわたしにとって第二言語だよ。あなたにとっては母国語なんだから少しハンデがあってもいいんじゃない?」
なーんて言ったりもしました。
(もちろん、重苦しくせず軽い感じで)
その後は、こちらもたくさん話せるようにしてくれました。
これは、言ってよかった!って思います。
よく話しすぎるらしく、ちょっと反省したみたいですし(笑)
でもやっぱりだんだん忘れて、すごい勢いで話されたり。
毎回言うのもちょっとしんどいしなあ…

世間話から抜け出せない

肝心なのは会話の内容ですが、ずーっと世間話な感じなのです。
わたしは日本語でも話題がどんどん変わっていく世間話的な会話って、結局何を話したか結論が何だったかわからないことが多くて苦手です。I氏との会話はそんな感じなのです。すでに2ヶ月以上経ってるのにです。

これはちょっと穿った見方かも、ですが、I氏はいっぱい喋ることで、なにか言いたくない本心を隠してるような印象がありました。
言葉では、「何でも聞いて!」と言うし、ロマンチックなことも言ってきます。でも、会話していると「別にそれ、わたしじゃなくてもいいんじゃない?」って感じのことを彼の言葉から受け取るのです。

例えば、彼は昔から日本のアニメやデザインが好きらしく、一度訪れたこともあるそうです。そしてやっぱりこういう質問になります。
「君の好きなアニメは?」
に答えても(なんだっけ、映画『パプリカ』を伝えたかな)、「へー、後で調べてみるね」で終わり。翌週以降、その話題は一切出ることはありません。
そしてまた別の日に何か聞かれて答えると「面白そうだね、後で調べてみる」。その後はまた一切その話題が出ることはありません。こんな質疑応答を何回繰り返したか…。

もうなんだかね、賽の河原で石を積み上げ…たと思ったら崩される感じ。いやまだ生きてるけど!でも会話は瀕死ですよ…。
こちらも相手が意外に思いそうな質問を投げるんだけど、いつの間にかやっぱり会話は表面的なところで止まりがちです。


わたしにとっては、会話ってある程度投げて当たったら、そこから積み上げていくものだと思うのです。時々、「あの時の本さあ…、読んでみたらよかったよ」なんて相手が覚えてくれていると、一緒に宝物を発掘できてる感じで嬉しく感じます。

I氏については、無意識に「相手が話したいって言ってくるし、まあまあ見た目も好みだし様子見ようかなあ」っていうのがあったかも。
相手もそんな感じかもしれませんね。余談。

追記:これを書いてて気付きました。わたしもI氏に対してどこか自分のことを知られたくないって感覚があります。やっぱりお互い様ですね(汗)




まとめ

これ以上会話を続けても、彼とは何も始まらない気がします。だから、今よりもっとビデオ通話の頻度をあげたとしても、急にもっと仲良くなるとは思えないのです。

今一番お気に入りの彼とは、1〜2週間に1回くらいでビデオ通話をしています。テキストも1週間に数回あれば多い方です。でも、毎回会話を終えたあとはものすごく満ち足りた気持ちになれます。彼のことをもっと良く知ることができたうれしさと、彼がわたしの話をゆったり聞いてくれたうれしさがものすごく大きいです。
ある恋愛論に従えば、「好きなら毎日のように連絡がくるはず!」に当てはまらないので、彼はやめた方がいいのでしょうか?そんな訳ありません。わたしも毎日はしなくていいかなって思いますし、彼のペースもだんだんわかってきたので(結構似てる)、そのルールはわたしにとっては全く効力がありません。


でも、連絡頻度のことで不安になっていたことも昔はありました。

それは、他人の考える恋愛の正解と間違いに囚われすぎていたからですね。

新しい相手との新しい関係の度に、その考えは一回壊しておく方がいいみたいです。
目の前の相手とのやりとりから、少しずつ関係性を構築していって、二人の中での(ひとつではない)正解を探していけばいいのだろうな。