婚活を続けていると、どうしてもやってくる「どんより期」。
パートナーがいる人たち全てうらやましくなり、自分は孤独だ…と落ち込んでしまう…
そんな自分にはいいところも一つもなくて、だから一人なのか…と余計に闇に落ちそうに。
こんな時、婚活をしていた人たちはどうやって乗り越えたのだろう?
それとも、こんなふうに落ち込むのって自分だけ…?
あるオンラインイベントに参加してトークを聞いていたら、そんな疑問に答えを見つけました。
もくじ
「婚活は何故苦戦するのか!?」
参加したイベントは、結婚相談所【とら婚】さんが主催の
【無料イベント】【とら婚成婚400名記念イベント】何故婚活は苦戦してしまうのか!? トークセッションです。
Twitterでこの広告を見かけ、開催を楽しみに待っていました。

答え:自分に厳しすぎるから!
婚活に疲れて苦しくなるのは、
「婚活中の失敗の定義が厳しすぎて、自分の成長に気付いてあげられない」から!!
登壇者の上野さんの言葉をお借りすると、
「”成婚のみが成功”として考えるため、他は全て失敗と捉えてしまう」ことが苦しくなってしまう原因だそう。
例えば、交際まで至らなかったとしても、「異性と2人で会った(デートした)」「お相手と楽しく会話できた」だけでも、前進したと考えれば違ってくると上野さんは続けました。
そうやって小さな単位で「成功体験」として積み上げることで、自分へのポジティブなフィードバックを増やしていくこともすごく大事だそうです。
また、トイアンナさんも「前の自分より成長している」ということが重要と強調されていました。
婚活中はなにかと他人と比べてしまって、すでに結婚した人たちが全員キラキラしているように見えてしまいます。
でも、実際は結婚のあり方だって違いますし、当人たちがどう感じているかも外からは見えないことも多いはずです。
トイさんは、比べるべきは過去の自分で「前の自分より成長しているということが大事。”努力したわたし最高!””男性をデートに誘ったわたしスゴイ!”ってほめたらいい」とも。
これを聞いて、思い当たることたくさん!!!!!
失敗したー!!って思うことの方が強烈に感じるので記憶に残りやすいのですが、そもそも失敗とは?
そして、仮に失敗と呼べるものだったとしても、何かしら行動をしてこその結果だったはず。
だから行動を起こしたことは、かつての自分からしたら進歩してるよ!!
えー、、、自分に厳し過ぎたのか…(驚)
自分の婚活を振り返ってみる。
はじめは「婚活」にさえ抵抗があった
婚活を意識し始めたのは2017年。
デートを積極的に始めたのは、確か2018年も暮れでした。
それまで、「婚活」というワードにも抵抗があったし、そもそもわたしは「結婚に向いているのか?」と自分への疑問符しか浮かびませんでした。
それは、世間一般の結婚のイメージばかりが頭の中で先行していたこと、また、自分自身の結婚のイメージのなさの両方からでした。
そして、それまで付き合ってきた男性の多くが持つ女性や結婚に対するイメージにも、わたしは違和感を感じてしまっていました。
その”型”に自分を当て嵌めるのは無理だと感じ、またそう出来ない自分はいい妻にもなれないし結婚にも向いていないと本気で思っていました。
ここでは具体的な方法は割愛しますが、そこから自分の結婚観を一度全て崩して、実際に自分はどんな相手とどんな結婚生活を送りたいのか…を数ヶ月かけて自分の思いを掘り起こしたり考え直したり見つけたりしました。
相手に合わせる・結婚の型に合わせるという考えを捨てて、「わたしはどうしたいのか」を徹底的に考えたのが大きな転機だったと思います。
そこからはデートの繰り返しです。
わたしの場合は、相手のほぼ全員が海外在住なので、特に今は制限も多いですがデート回数は大幅に増えました。
恐る恐るアプリを始めたばかりの頃は、(日本と海外のアプリの使い方・利用者の目的や層なども異なりますが)かなり希望とかけ離れた男性たちとのマッチングが続き途方に暮れ落ち込みました。
そこからプロフィールを練り直し、写真を撮り直し、会話もひたすら改善と工夫を繰り返すのみ。
そうやって徐々に、アプリ内のチャットのごく初期の会話で、やりとりが(まともな会話内容で)続きそうな相手もだんだんわかるようになってきました。
往復10時間の距離から会いにきた人

次に大きな転機になったのは、アプリでマッチングしたアメリカ人男性でした。
どのアプリでの知り合ったか思い出せないのですが、日本に来て3、4年の米系企業に勤めるエンジニアでした。
LINEに移ってから2週間くらいで「会いに行く」と言ってくれました。
そして、本当に片道5時間近くかけて会いに来てくれたのです。
その前の週だったかに訪れていた京都からのおみやげも持って。
結果としてはうまく行かなかったのですが、「遠くても会いに来てくれる人って本当にいるんだ!?」と意識を変える転機になりました。(数時間で帰って行った)
それまでは、地方(公共交通機関的にも僻地!)に住んでいることもあり「まさか会いに来る人はいない(けど来て欲しいのに)」とずっと思っていました。
会いに行く!と言い続けて日本に来たにも関わらず、東京から遠いからといってキャンセルした人もいたのでなおさらでした。
自己中心的な言い方かもしれませんが、やりとりをして会いたいと思ってくれる人もいるんだと自信が増したのは、彼のおかげです!
デートを続ける
直接会ってのデートを一人と終えたら、だんだん気持ちの面でのハードルが低くなっていきました。
会いたいなら、わたしも積極的になろうと決めたのもこの時です。
それからは用事があって都内に行った際にデートをしたり、今年の初めに滞在していたイギリスでもイベントやアプリで知り合った何名かとデートに出かけました。
他の国からイギリスに会いに来てくれる予定だった人たちもいましたが、コロナの影響でキャンセルに。
だけど、会いたい・会おうと言ってもらえることが続いたのは、それより前のわたしでは想像もできなかったことでした。
3月後半に突然帰国することになり、しばらく婚活は休みにした時期もありましたが、またオンラインデートを再開しました。
何回か嫌な思いもしたことがありましたが、めげずに続けていたら、だんだんと会話のペースが合うと感じる人たちとの出会いが増えてきたように感じます。
今では、ほぼ毎週オンラインデートを楽しんでいるなんて、これも前だったら想像できなかったかも!
成長…してる!
婚活を意識し始めてから今まで、わたしも「結婚に至っていないから失敗」していると思うことも何度もありました。
でも、始めた頃と今では、明らかにわたし自身の婚活への向き合い方が違っています。
結婚への意識についても、世間一般の型よりわたし自身の望むあり方を優先するようになりました。
一人でいるのが苦しくなることもありましたが、確実に努力は続けてきたことにも気付きました!
これは成長と言えるでしょう!(たまには自分を褒めるっ!)
これまでを振り返るちょうどいい機会になりました!
対象が日本人男性か海外出身の男性かでアプローチの仕方は異なりますが、婚活に取り組んでいくメンタル面では同じように自分でのケアも必要だと考えています。
特に、婚活を続けていく上での気持ちの揺れや落ち込みなどは、結婚相談所さんや恋愛・婚活の相談を受けるプロフェッショナルの人たちに話を聞いてもらったりすることもかなり重要です。
最近また漠然と婚活に対して疲れを感じていましたが、その原因がわかって、とら婚さんのトークイベントは処方箋…!!と思いました。聞いてよかった!
気持ちの面もサポートしてもらえるのが結婚相談所なんでしょうね。

わたしは地域も希望の相手もとら婚さん入会の条件から外れてしまうのですが、Twitterやブログなど拝見させてもらっていると、会員さんたちに熱くかつ正直に接している姿勢から学ぶことがたくさんあります…!