こんにちは!
オンライン国際婚活中のmomoです。
現在ビデオコールでやりとり中の相手:
- B氏(ドイツ出身)…やりとりが一番長く続いている相手
- I氏(アイルランド出身)…毎週連絡くれる
先日、デート中の1人とアーロン博士の恋に落ちる36の質問に取り組んでみました。
ご存知の方も多いと思いますが、この36の質問は、
「全くの初対面の2人が行うと親密さが深まる」
という研究結果が出ているものです。
そう、ガチで実験し論文が出ている研究だったのです。
恋に落ちる…とタイトルをつけた記事や日本語訳が多く見られますが、もともとは恋愛に特化したものではなく、「相手ともっと親しくなる」ためのものだったそうです。
・初対面でも質問し答えあうことで親密さを深めるために考えられた
・Set1, 2, 3と進むにつれて、質問の内容が深いものになっている
参考:The 36 Questions That Lead to Love
今回一緒に取り組んだI氏は、ビデオコールのデートではほぼ毎週話している相手です。
彼とは話しやすいし、話題はどんどん出てくるのですが世間話の延長線…のような会話にちょっと物足りなくなってきていました。
知り合って4ヶ月にもなるし、もっと深いところにある本音を聞きたくなったので、この質問をやってみることにしました。
すでに初対面ではないし、しかも画面越しなのでどう結果に影響するかはわかりませんでしたが、彼をもっと知る機会にしたかったのです。
もくじ
結論:相手に好印象を抱くのは本当だった
「お互いに弱さ(と感じる部分)をさらけ出すことは、2人を近づける。」という理論どおりだったかもしれません!
好きな人には自分を知ってもらいたいと思う反面、いいところを見せたくもなります。
そうすると、気取ったり格好つけてみたり。
36の質問を進めていくと、その表層がどんどん剥がされていく感じでした。
答えている間は「こんなこと言ったら重いなー」とか「答えるの難しい…」と思うことがたくさん。
でも、終わってみると、相手のことを実際よりもずっと前から知っているような親しみを感じるようになりました。
相手が話づらそうに話したことを聞いても、ネガティブな感情は沸かなかったし、むしろ話してくれたことがとてもうれしいと感じました。
36の質問と1つの課題
質問を進めていくと
質問は、12個ずつ3つのパートにわかれていて、進むごとに深い内容を答えるものになっていきます。
例えば、「世界中の誰でもディナーに呼べるとしたら誰?」や、「あなたにとって完璧な1日とは?」など気軽に答えられるものから始まり、のちに「目の前の相手のすでに好きになっていることを3つあげてください」など(初対面だったら余計に)すぐに口にはしないようなことを答える質問が出てきます。
もちろん、彼に興味があったからこの質問に取り組もうと思ったし、これまでほぼ毎週時間を作って話してきたのはお互い好意があったからです。
でも、あえて自分が彼のどこを好きか言葉で伝えるというのはドキドキするものでした。(彼の方は毎回わたしに伝えてくれてたけど)
でも、あえて相手にもわたしの好きなところを具体的にあげてもらうというのは、うれしいことでした。
…恋愛に限らず、日常でももっと多くの人とお互いのいいところを伝え合う経験できたらいいのにとも思いました。
そして、質問は知り合って日が浅いうちは(そういえば)あまり言うことのなかった子供時代や家族とのことにも切り込んでいきます。
彼の答えを聞いて、印象が変わりました。
あまり小さなことにこだわらず、人とは適度な距離で気軽に付き合う…というような印象が強かった反面、どこか繊細な部分を持ち合わせていそう。
と、なんとなく彼自身が見せたがっていない部分があるとも感じていました。
でも、彼の答えからは、はじめの印象とは違うどこか暖かくて情が深い人が持つものが見えてきました。
そして、それがわたしが知りたかった部分でもあります。
これまでも、時間を一緒に過ごすたびに彼の印象はいいものへ変わっていきましたが、意外な部分を知ることでより好きになった気がします。
質問の後に、もう一つ
そして…
36の質問を終えた後、もうひとつの(そして最大の)課題が待っています。
- 4分間、黙ってお互いを見つめ合うこと
これは、始める前から怖かった課題です。
最後に誰かと目を黙って見つめ合ったのっていつだったっけ?
それとも人生でそんなことあった?4分間も無言で?
と恐る恐るやってみました。
「画面越しにどうなるかわからないけど…」
「やってみよう」
とタイマーをセットし、お互いの目を見つめ始めました。
これまでで最高に”変”な感じ!
悪い意味では決してなくて、ただこの状況に落ち着かない。
目を見つめるという行為自体に気持ちがついていかない。
それでも目を離さずにいると、ソワソワした気持ちに少しずつ余裕が出てきました。
お互い、はじめの照れも含んだ”笑顔を作らなきゃ”という表情からは、時間を追うごとに余計な力が抜けていきました。
そうすると、相手の目元をゆったりと見つめられるようになって、視点が逆転したような錯覚に。
自分を見つめる相手の目を見つめるのは、どこか自分を知るような感覚でもありました。
その時の彼の自然な表情、すごく優しくて心地がいいものでした。
まとめ:恋に落ちたかどうか
お互い、恋に落ちたかどうか?
わたしの場合は…
相手のいいところをもっと知ることができた実感はあります。
ゆっくりと時間をかけて知り合ってから少しずつ話していくようなことを、凝縮した時間で共有したから。
例えば、質問25. Make three true “we” statements each. For instance, “We are both in this room feeling … “で、すでに2人とも「お互いがお互いに惹かれている」なんて答えたから、恋の導入部分くらいにはいるのだと実感はあります。
特に4分間見つめ合う課題の後は、画面越しだとはいえ身体的にすごく近く感じたのも驚きました。
感覚としての距離感が、物理的な距離を圧倒的に負かした瞬間だったとも感じます。
(…手を握ってほしいと思ったのも事実だったけど!)
親密さを深めるという36の質問は、確かに大きな効果があったようです。
もともと、全くの初対面じゃなくて、アプリでマッチして(お互い右スワイプ)定期的に顔見て話していたから当然お互いに好意はあったのだけど。
でも、単なる好意を感じていたところから、相手をもっと知りたいという興味がとても強くなりました。
知っていくほど知りたくなるっていうところまで来た感じ(!)はしています。
これが後にどう影響していくかは、また別の機会に。
参考
実際に36の質問を試したMandy Len Catron氏の体験談です。
To Fall in Love With Anyone, Do This
この記事が公開された後、TV出演などが殺到。
恋に落ちた後のことを何度も聞かれたそうです。
そのことも含め、TEDトークで話しています。(続きは動画で)